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ふと、今日って節分だ。
っと思ったら。頭に浮かんだ超小話を書いてみました。
本編は近々更新予定ですー。
っと思ったら。頭に浮かんだ超小話を書いてみました。
本編は近々更新予定ですー。
「麗華姫。今日は節分で御座います」
「式神さん。この豆で、豆まきするんですね?」
「さて、鬼を集めてみました。どれでも好きなものに思いのたけをぶつけると良いでしょう」
「…………この、ぐるぐる巻きに縛られて、可愛らしい鬼のお面をかぶっている人達って……もしかして」
「はい。守護家面々+αだ」
「六人いるって事は、彰華君も?」
「もちろん」
「式神さん、笑顔が恐いです」
「豆を当てて、心の中に住まう鬼を追い出す儀式が豆まき。彼らを清い心に変える良い機会でしょう。……思う存分日頃の鬱憤を晴らすといい」
「……豆まきってそんな儀式でしたっけ?」
「私式豆まきはそうだ」
「わ、分かりました。だから、そんな恐い笑顔は止めてください。色んな意味で心臓に悪いです」
「麗華姫。そんな優しく投げても、心に住まう鬼は払えません。もっと力一杯。こうやるんだ!」
「あわわわ!! ちょ、式神さん!」
「どうした。彼らへの心配は無用だ。守護家は傷の治りが早い。ちょっと痣が出来ても夜には治るでしょう」
「だからって」
「私は彼らの為を思いやっている。……それに麗華姫に彼らが何をしたかお忘れではあるまい」
「う。で、でも」
「さあ。彼らの鬼を祓ってあげなさい」
「……はい」
「掛け声は?」
「……鬼は外! 福は内!」
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